今回は一般のご家庭からのご依頼案件になります。部屋の模様替えを行っていた時に、巾木に荷物がぶつかり巾木が破損してしまったが、修復は可能でしょうか?とのお問合せでした。破損している箇所も10cm弱との事でご依頼を引き受けさせて頂きました。
今回の現物は初めてみるタイプの巾木でしたので、先ずは破損個所の確認と作業方法の検討からとなります。一通り内容が纏まった段階でご依頼主にご相談および説明を行いご了承を得てから作業開始となります。
正面から見て右側の巾木の破損した場所が分かりますが、ご依頼主様よりその部分は完全に修復せずに少し破損したのが分かるように修復して下さい!とのリクエストがあり、見た目は修復が完全に終了したようには見えなくなってます。お話を伺うと、破損させた者へ反省させるために敢えて完全に修復しないようにお願いした!との事でした。ご依頼主様からは要望通りに修復して頂きお願いして良かったとのコメントを頂きました。わいず工房は、お客様のご要望に可能か限りお答えできるように精進して参ります。