今回は、内装業者様からのご依頼案件のご紹介です。リビングの窓際部分が結露と経年劣化で色が抜けてしまって、且つ凹凸もあるので修復をお願いしたい!とのご連絡を頂きました。現状の写真をお送り頂き確認させて頂くと、色が抜けている部分と逆に黒ずんでいる部分がありました。その点をお聞きすると、黒ずんでいる部分は窓枠の部分から雨水が入り込んでいてフローリングが腐食しているとの事でした。流石に腐食している部分の補修は対応不可となりますが、色合わせだけでも対応して欲しいとのご要望でしたので、可能な限り対応した案件となります。

フローリングの補修前

先ずは対象部分以外に傷や汚れが付かない様にしっかりと養生を施します。次に色が抜けている部分と黒ずんでいる部分の凹凸を均していきます。それに伴ってオリジナル部分との際も少し整形します。ある程度均し終わったら掌で撫でてみて違和感が無くなれば次の工程に移ります。

フローリングの補修後

オリジナルの色に近いオイルステインで着色していきます。ある程度色が付いたら最後のコーティング剤を塗って作業は終了となります。作業終了後にご依頼主に最終確認をお願いしたところ、作業前に比べると見違えるようになった。全然違和感がない!と喜んで頂けました。わいず工房は絶えずお客様の身になって作業を行って参ります。