リフォーム会社様からのご依頼案件になります。戸建てのお宅でリフォーム中だが、玄関ドアの枠の部分が日焼けと劣化等で見栄えが悪くなっている。塗装業者へ話をしたが木枠のために対応は厳しいと断られてしまったので、リペアで何とか対応出来ませんか?との打診でした。実際に現状を確認させて頂きたかった事もあり、打合せを兼ねて現地調査をさせて頂きました。日焼けと雨などの影響で部分的に手触りが悪くなっている部分が多々ある状態です。

玄関ドア枠補修前1
玄関ドア枠補修前2

現地調査を行って打合せをさせて頂いた結果、築40数年との事で、この部分は一度も修繕を行っていない事もあり、相当傷みが出ている状態でした。また、塗装色は新しく交換した玄関扉と同色系をリクエストされました。写真では写っておりませんが少し赤紫系(赤ワイン色)が入ったブラウン色です。

玄関ドア枠補修後1
玄関ドア枠補修後2

いよいよ作業開始です。先ずはしっかりと養生を施します。枠全体の表面を整える時に他の部分へ傷を付けてしまっては大変ですので、可能限り養生を行っていきます。また、塗装する時に壁や玄関ドアの部分に塗料が付いては後々困りますのでとても重要な作業の一つです。養生が終わりましたら木部部分の表面を整えて行きます。全体的に整えられたら最終段階の塗装作業となります。今回はお客様側からリクエストが御座いました玄関扉と同色系のステインを用意しました。ウッドデッキ等へも使用できるステインのため、2度塗りする程度でしっかりと色が付き上塗りが不要なタイプのステインになります。作業終了後、お客様へ確認をお願いしたところ、リクエストした色と遜色ない色を塗って頂きありがとう!とのコメントを頂きました。わいず工房は可能な限りお客様のご要望を実行できる様に日々精進して参ります。