一般のご家庭からのご依頼案件となります。窓近くのフローリング部分が傷ついて白っぽくなってしまったので、別の作業で使ったことがあるカラーニスの色が似ていたので塗ったけど、乾いてから見てみたらあまりにも目立つようになってしまったのでリペア技術で修復をお願い出来ませんか?とのご依頼内容でした。先ずは写真をお送り頂き現状を確認させて頂きましたが、カラーニスを塗った部分だけ段差が出来ているとの事で、そもそも水性のカラーニスだったのか? それとも油性のカラーニスだったのか? をお聞きしましたが分からないとの事で現状確認に伺う事にしました。

フローリングの補修前
Before

現状確認に伺った結果、使われたのは水性のカラーニスだったことが判明。なかなか色が付かなったために数回に渡って刷毛塗りした事で段差が生じてしまった模様。となれば単純にニスを剥がせば良いとの事で、ワックス剥離剤ならぬニス剥離剤を準備して後日作業に伺いました。

フローリングの補修後
After

早速ニスの剥離剤を使って作業を開始です。剥離剤を塗って数分待機した後にヘラを使って端からそぎ落として行きましたが、中央部分は元々傷が付いていた場所との事でカラーニスが染み込んでしまっていました。それならば通常のリペア技術でなんとか周りと馴染むように作業をしなくてはなりません。写真では少し色が濃くなっている部分がありますが、普通に見た時は全く違和感を感じない状態に仕上げる事が出来ました。予定よりも少し時間が掛かりましたがお客様からも喜んで頂けました。