一般の方からのご依頼案件になります。「引っ越しの荷造り中に誤って漂白剤を床に溢してしまい、床が白っぽく変色してしまったが補修は可能でしょうか?」とのご相談でした。写真をお送り頂きましたが、状況が掴めなかった事とお客様の所在地が近かった事もあり、現状確認をさせて頂きながら打合せをさせて頂く事にしました。当然、引っ越しの荷造り中と言う事もあり、ところ狭しと荷物が山になっている中を進んでの調査となります。また、退去日が攻めっているため早々に対応する必要があります。

フローリングの変色補修前
Before

現状を確認させて頂きましたが、想像以上に荒れた状態になっていました。部分的に表面が剥がれており広範囲に渡って色が抜けてしまっています。先ずは表面が荒れていますので整えてから表面が剥がれている部分には充填剤もしくはパテを使って凹凸を無くします。その後、色が抜けてしまった部分全体を着色する方法をご提案させて頂きました。

フローリングの変色補修後
After

元々の素材自体が木目がハッキリ出ているタイプではなかった事もあり、着色した後はスムーズに作業が進みました。光の関係で写真が上手く撮れなかったですが、お客様には喜んで頂けました。その後、管理会社の方が退去後に確認に入られたみたいですが、特に何の指摘も受けなかったとの連絡を頂きました。