知人からの依頼案件です。元々倉庫として使っていた場所を普通に部屋として使おうと、中に入っていた書庫やテーブル・棚等を移動して整理していたが、床が傷だらけで艶もなく暗い感じがするので何とかならないか?との連絡が入りました。写真を送って頂いたんですが、あまりにも写りが悪く状況が分からない為、直接確認するために現地調査を実施し、最終的な仕上がりのイメージを確認させて頂き、それに対する作業方法等を説明させて頂きました。

フローリングの補修前
Before

色々とお聞きした結果、どうしても移動できない家具類があるとの事で、その部分以外での作業になる事でご了承頂きました。先ずは移動できない家具類に傷等がつかない様にマスキングテープを使って養生します。その後、部屋全体のクリーニングを実施しペーパーを掛けて極力凹凸を無くしていきます。この時点で細かなすり傷は目立たなくなります。

フローリングの補修後
After

ペーパーを使っての作業後、丁寧に削りカス等を取り除いてから、仕上げのコーティング作業となります。今回は知人からの要望でウレタンニスの艶ありを塗って行きます。1度目はウレタンニスを擦り込むように塗り進めてから1時間弱の乾燥時間を経て2度目の仕上げ塗りとなります。2度目は多少厚めに塗る事でムラもなくなり見た目もスッキリとなりました。最終の乾燥後に確認して頂いた結果、「滑り止めの効果もあると言われていたけど、本当に全然滑らない!これならワンちゃんにも良いね♪」との事でした。わいず工房はお客様のご要望をじっくりお聞き致します。