お世話になっている工務店さんからのご依頼案件になります。某市役所に併設されている体育館の床に高温の照明器具を置いてしまった時に出来た傷です。傷と言っても、高温になっていた照明器具を置いた事によって、床の表面が解けてしまって凹んでしまっています。透明のコーティング剤も無くなってしまっています。どこまで補修できるか分かりませんが、可能な限り補修させて頂きます!とお約束してご依頼をお受けしました。

床の補修前
Before

写真で見るよりも傷が大きく、深さもそこそのありました。先ずは黒ずんでしまった部分を削ぎ落し、バリを取り除いてから荷重が掛かっても耐えられるようにエポキシ系のパテを使って凹みを解消しました。平滑してから、周りに違和感がないように着色しました。

体育館の床の表面焼け痕補修後

少し傷の輪郭が残ってしまったが、パッと見た時には違和感がない程度に仕上げられたと思います。工務店の社長からも、「元の傷の輪郭も他の部分同様に汚れか模様にしか見えないから」と言って頂けました。わいず工房は、少しでも違和感がない状態に仕上げられる様に今後も精進していきます。