某ハウスメーカーのリフォーム部門からのご依頼案件になります。一戸建てのお宅をリフォーム中だが、全ての窓枠が結露と劣化で傷んでいる。シート材を貼ることも考えたが、施主様から「シート材は止めて欲しい!」と言われたため、リペアが可能であればお願いしたい。との連絡を頂きました。全ての窓枠と言われてもどの程度あるかも分かりませんので、先ずは現状確認をお願いしました。大きさや長さの違いはありますが相当数の数あります。仕上がりのイメージをお聞きすると、見栄えが良くなればいいです。との事でした。

窓枠の劣化補修前1
窓枠の劣化補修前2

結露等でかなり劣化しております。表面も荒れていますので手触りが悪く、部分的にささくれている状態でした。この様な状態の窓枠が全部で1階に8カ所、2階に6カ所ありました。

窓枠の劣化補修後1
窓枠の劣化補修後2

いよいよ作業開始です。先ずは周りに傷等が付かないようにしっかりと養生します。その後は表面部分を整えて行きます。ある程度整えられたら木目を活かすステインを塗って行きます。一度にタップリと塗ってしまわずに少しづつ数回に分けて塗って行きます。ステインは木部に浸透しますから、塗れば塗る程に色が濃くなっていきますので注意が必要です。ある程度色が付いてきたら最後にコーティング剤(今回はウレタンの艶ありニスを使用しました)を塗って仕上げました。