開業当時からお世話になっている不動産会社の社長さんからのご相談案件です。「強風で隣家の家の物置が飛んできて外壁に穴が空いてしまったが、こういう案件も対応する事は可能?」とのお問合せでした。今まで、外壁の対応は未経験ですので不安はありましたがこれも一つの経験だと思い、「どこまで対応できるか分かりませんが、それで宜しければお引き受けします!」とお伝えしました。先ずは現地調をさせて頂き状況を確認させて頂きます。確認の内容としては、①穴の空いている場所の高さ、②脚立を使っての作業が可能か、③外壁の色等について調査をさせて頂きました。

外壁穴補修前
Before

現地調査の結果、穴の空いている箇所は地上から約3m程の場所で、下に脚立を立てての作業になりますがスロープになっているために不安定で、下で脚立を支える作業員が必要と判断して2人作業としました。色については、アルミサッシ用のスプレー缶で近似値の塗装色がありましたので、それを使う事で了承して頂きました。

外壁穴補修後
After

作業は先ず穴が空いている箇所周辺の汚れを除去する事からスタートです。下からでは良く分からなかったんですが、実際に脚立に上って作業を行う時は掴まる物が何もないので力が入らず慎重に進める必要があります。汚れがしっかり取れたらいよいよ穴を塞ぐ作業となります。水に強く塗装も出来るパテを使って穴を塞ぎます。その後、余分なパテを取り除き、周りと同様の模様を付けてから着色して仕上げました。若干ですが穴を塞いだ部分が白っぽく写ってますが、現物は意外と馴染んでました。