お世話になっている工務店の社長さんからのご依頼案件となります。近年需要が増えてきているガルバリウム鋼板ですが、とてもスタイリッシュで軽量・サビにも強いんですが、傷が付きやすい材料です。しかも補修する際の色合わせが難点な母材となります。今回も、色合わせが厳しい旨をお話させていただきましたら、工務店様側で塗料を用意して頂きましたので、その塗料を使って対応させて頂きました。

傷補修前
補修前

職人さんが材料を運んでいるときに擦ってしまったようです。この様な傷が他に3箇所程ありました。また、作業現場が歩道に隣接している場所のため、作業中は一般の方々にも注意が必要となりそうです。

補修中(パテ作業中)
補修中

凹んでいる部分をしっかりと埋めて平らにしないと、仕上げの時に凹凸がハッキリと浮いて出てしまう点が難儀な製品です。よって、パテを使って凹んでいる部分を埋めて平らにします。

補修後
補修後

パテが乾いてから平滑し、下地処理を行ってから工務店側で用意して頂いた塗料(保守用塗料)を使って仕上げました。矢張り、若干色が違って見えますが、この程度であれば上出来なほうです。何と言っても、メーカーに問い合わせても全く同じ色には出来ません!と言われる程、色合わせが出来ない製品です。工務店の社長さんからも、「全然違和感ないからOK!」と言って頂けました。わいず工房は木部だけではなく、様々な部分でもリペアが出来る様に日々勉強させて頂いております。